【歴史能力検定日本史】3級の詳細な勉強法とおすすめ参考書【2020年度】

資格

どうもkojoです。

本日は歴史能力検定日本史3級の詳しい勉強法です。

大枠は前回の投稿の通り↓ですが、

【歴史能力検定日本史】3級の概要と勉強法【2020年度】

今回は最短で3級合格できるよう、詳しい解説とおすすめ参考書を紹介します。

3級は微妙な難易度なため、甘く見て勉強しないと解けないし、
勉強しすぎても楽勝過ぎて「2級にすればよかったかな・・・」となってしまいます。

今回は最短で3級合格できるよう、ちょうどよく得点できるように、
詳しい解説とおすすめ参考書を紹介します。

それではいきましょう!

漫画などで歴史の流れを把握する

・有名どころの人名や用語に慣れる
・だいたいの時代の流れ(下記年代一覧参照)をつかむ

まずは難易度の低い教材で日本史の流れをざっくりとつかみましょう。

ここでは勉強する、という感じではなく、まずは、

日本史に親しむ!!

のが目的です。なので欲張らずに簡単な内容のものを選びましょう。

日本史が嫌いでない方はここは飛ばしてもらってもよいですが、
気楽に読める通史の本は、たまに読み返す読み物としてよいので、
一冊は持っておいて、たまに読み返しても損はないと思います。

・漫画などなるべく簡単で読みやすいもの
・興味を引くよう内容のもの

を選ぶのがポイントですが、正直この段階は完全に好みの問題です。

例をあげておきますね。

created by Rinker
¥1,047(2025/01/03 07:48:49時点 楽天市場調べ-詳細)

created by Rinker
¥523(2025/01/03 07:48:50時点 楽天市場調べ-詳細)

一気に読んでもいいですし、隙間時間でゆっくり読んでもいいです。

2回くらい読んでおくと次のステップがスムーズだと思います。

まだ年代とかは覚えなくてもよいです。

あと、近現代以降はごちゃごちゃしてるので、
全然覚えられなくて落ち込むと思いますが、
これはそんなもんです!

問題集がそこそこ進むくらいまで全体像は見えてきません!

気にしないで読み進めましょう!

↓各年号は語呂合わせなどで覚えておくと後々便利です。

【時代一覧】
縄文時代   : 前14000年頃 –
弥生時代   : 前10世紀 –
古墳時代   : 3世紀中頃 –
飛鳥時代   : 592年 –
奈良時代   : 710年 –
平安時代   : 794年 –
鎌倉時代   : 1185年 –
室町時代   : 1336年 –
安土桃山時代 : 1573年 –
江戸時代   : 1603年 –
明治時代   : 1868年 –
大正時代   : 1912年 –
昭和時代   : 1926年 –

通史(メイン参考書)を決めて読みこむ

・自分にあった参考書(センター試験レベル)を選ぶ
・繰り返し読む
・キーとなる年号を語呂合わせなどで覚える
・有力者(政権担当者)の遷移に注目する

ざっくりと日本史の流れがつかめて、日本史アレルギーが取れたところで、
次のステップに進みましょう。

ここでは試験まで苦楽を共にするメインの参考書を選んで読みこみます。
教科書の内容を完璧に網羅しているようなものは必要ありません。

「センター試験レベル」などとうたっているものがちょうどよいです。

たまに過去問題などに出てくる用語が載っていないことがありますが、
ほとんど出てこないのでそこは切り捨てましょう。

そして、とにかく読みやすいものを選びましょう。
私はどちらかというと講義形式のものが好きですね。

私は、

金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本【改訂版】

を使用しました。

おすすめポイント

・口語調で読みやすい
・タイトル通り、日本史の「流れ」と、「なぜ」そうなったか、がわかりやすい
・「表解板書」と呼ばれるまとめがわかりやすい
・講義CDがついていて、通勤中でも勉強がしやすい

いまいちポイント

・3冊(文化史を合わせると4冊)に分かれているので、少々扱いにくい
・文化史が別冊なので通史と同時には勉強できない
・網羅性が低いので少し心配になる(でも3級なら問題なし!)

1冊でまとまっているものが好みの方はこちらでも

まあ、ぶっちゃけ有名どころであればなんでもいいです。
時代の流れがつかめて、そこそこ網羅性があれば。

一番重要なのは、

レベルが高いものに手を出さないこと
です。

例えば


などは、死ぬほど素晴らしく、大好きな参考書なのですが、
今回の3級にはレベルが高すぎてオーバーワークとなるんです。

2級を確実に取得するなら迷わずこちらをお勧めします。

また、超定番の山川の教科書も、同様です。
3級程度で教科書を読み込む必要はありません。

勉強方法は

読む!

だけです。最低2回は読んでほしいですね。

頭の中にざっくりした年表を作って、
だんだんとそれを補強するイメージで読んでいきましょう。

キーとなる年号を語呂合わせなどで暗記

しましょう

語呂合わせは本当に最強です。なんでもかんでも覚えると大変なので

239 卑弥呼にふみくる魏志倭人伝
538 ごみはごごに(552)仏教伝来
645 むじこの大化の改新
710 なんと素敵な平城京
794 なくようぐいす平城京
1192 いいくに作ろう鎌倉幕府

などなど、まずは各時代にひとつづつ、そのあとは覚えれるものは覚えときましょう。

ある程度年代が頭に入っていると、時代の流れがわかりやすくなります。

例えば「743年に墾田永年私財法が発布された」と出てきたら、
これは710年~794年の間だから奈良時代の出来事だな~、
と、頭の中の年表にはめ込むことができるのです。

語呂合わせはネットで調べたり、
最近ならYOUTUBEなどで探してもいいと思いますよ

特に重要なのは

各時代の有力者(政権担当者)の遷移に注意する

ことです。

通史で重要でかつ分かりやすいものは政治の流れなので、
各時代の政権担当者の流れを覚えることが、流れをつかむということです。

この流れに沿って、政策や戦争を肉付けして覚えていくイメージです。

日本史の勉強で重要なことはまた後日まとめてみたいと思います。

一問一答問題集を解く(参考書を参照しながら何度も繰り返す)

・何度も一問一答を繰り返す

・解けなかった問題に❌印をつけて、何度も繰り返す

・理解できない部分や覚えられない用語は参考書を参照する

一通り日本史の流れが頭に入ったところで、次は問題演習です。

ここらへんで、一度過去問で力試しをするのがおすすめです。

できなさ過ぎてショックを受けること間違いなしです

けどね

なんとなくわかるんだけど、もう一歩確信がなくて、
正解を絞りきれないことが多いと思います。

ここからは地道に問題演習をして、記憶をはっきりとさせましょう。

私は資格試験で一番有効なのは
一問一答形式の問題集を繰り返しまくる勉強法だと思っていますので、

歴史能力検定でもその有用性を検証すべく、問題集は一問一答しかしていません。

実は単に時間がなかっただけですが。。

私が使用したのはこちらです。

created by Rinker
¥990(2025/01/03 16:40:30時点 楽天市場調べ-詳細)

なんか金谷先生の回し者みたいですが、
こちらは自信を持っておすすめいたします。

「完全版」ではなく「必修版」です。

3級レベルの内容はほぼ網羅されていますし、
右ページに解説がとても役に立ちます。

解説を読むことで記憶が定着しやすくなりますし、
周辺知識も知ることができ、正誤問題対策にもなります。

使用方法は、

・まずは答えを見ながら流し読み

・2回目はさらっとやって、わからないところはすぐに答えを見る

・3回目くらいから、☆☆☆のところだけで良いので、自力で回答を考える

・わからないところには❌をつける。項目ごとに実施した日付を記入した方が良い

・時代毎に繰り返し取り組む

・❌のところを重点的に潰して、答えられないところを減らしていく

と言った感じです。

とにかく回数を重ねることが大事。

用語や人名が記憶に残らないところは、参考書に戻って見ましょう!

☆☆☆のところを全部正解できるようになれば3級は余裕です!

歴史能力検定や、センター試験の過去問をする

・試験形式に慣れる

・今の自分のレベルを知る

言うまでもないですが、試験に慣れることも大切です。

歴史能力検定の過去問を揃えるのはめんどくさいので、
センター試験の過去問で代用しましょう。

レベルも高めなので、いい対策になります。

大学入学共通テスト攻略レビュー日本史B 試行調査1回+センター試験過去問9回分掲載 2021【1000円以上送料無料】

解説はちゃんと読んで、できれば間違えた問題の部分について、
参考書で調べておくと記憶に定着しやすいです。

あとは一問一答をやりつつ、過去問に適宜取り組めば余裕です!

 

それではグッドラック!

タイトルとURLをコピーしました